page.3

[⇐page.2]

3ページ目に入る。物語は第4部、星の世界に舞台が移る。
このページでエンディングまで書こう。










[#13] 11/19

艦ごと奪ってきたのでは仕方ないが、アキヅキのクルーは4人だけ。
しかも艦長経験者がいないので、マリエルはレイに指揮権を譲る。
レイモンド:お前それでも軍人か!

報告の通り、未確認艦――スコピアムが現れる。
スコピアムの艦という理解で問題はないが、正確には艦そのものが機械生命体だという。
実力のほどは、銀河連邦風に言えば戦闘専用艦クラス。
しかも明確に攻撃の意思表示をしてきた。
輸送艦で勝てる相手ではない。アスターに降りる。


転送先のすぐ隣に、探査戦闘艦テラヌスが不時着していた。ヴィープスが乗ってきたという艦だ。
ここを攻略することになる。
内部はレティシア達がすでにある程度探索しており、特に仕掛けを解くことなく進める。

テオとロラがゲスト加入し、6人で戦える。
道中のザコ戦は問題ないだろう。


ブリッジに逃げた3人がいるが、ベランジェとガストンはすでにスコピアムと融合していた。

SO6-081

皇帝は彼らから聞いたスコピアムの理念を評価し、この星全ての人類が融合するという理想を描いた。
王国やニルベスへの侵略は、その前段階にあたる。

融合体2人と戦うが、今回は30秒経過で戦闘終了となる。
初見ではその30秒すら粘れずに1敗した。人ひとりの手には過ぎた力だ。
ボルドール:私は……そしてゆくゆくはこの星全ての人々は、スコピアムによって人間を超越し『神の力』を手に入れるのだ
『神の力』、今作の副題"The Divine Force"がここで作中に現れる。

機械と有機生命体の両方の特徴を得ると同時に、広大な宇宙に広がるネットワークに自らを接続する。
人間をネットワークにつなぐってことか?
便利な一面はあるだろうが、使い方次第でろくでもないことができそうだ。
融合する意思決定は有機生命体の側が決めるが、融合生命体としての主体は機械側にある。
それは侵略と考えていいだろう。


皇帝のとてつもない計画を知ったレティシアは、レイ達に同行を申し出る。
目的はボルドールを追うだけに留まらない。
レティシア:私は王国を……いえ、この星を守るために行きたいんです
ここからは星の世界への旅になることを承知で。
行くなら出かける準備をしてからにしよう。レティシア達は一度それぞれの町に帰る。

その間、レイ達は迎えの艦――中型輸送艦アルダスで出発準備にかかる。
迎えに来たのは、レイの兄のアントニオだ。

SO6-082

久々の我が家だし、まずはコーヒーを。
このカップやレイのプロテクターなどには、4つの四角形を結んだロゴが入っている。
おそらくこれがローレンス・ロジスティクスのロゴだろう。

レイは仕事の傍ら、各惑星からコーヒーや類似の植物を買い漁っているが
地球で数百年前から変わらない森林農法で作った物が今のところ一番らしい。


一通りの話を聞いたアントニオは、アスターから仲間を受け入れることを認めるが
こんな話は手に負えないと、艦長役をレイに任せる。

アルダスには居住区の他、コモンスペースにはショップがある。
これまでより品揃えがいい。所持金も20万フォル近くあることだし、装備を強化しよう。

SO6-083

9種類も並ぶ、うまい棒。これがまさか後の伏線だったとは……。
チーズ味はHPが50%回復する。移動中の回復に使おう。


話が済んだところで、レティシア達をアルダスに迎える。
テオは戦後処理のために残った。レティシアが主人公の場合のみ、今後も協力を頼める。

今後の方針を決める間、アントニオが仲間達を案内する。
一段落ついて、コモンスペースに行く。どうだ、アルダスは?
ニーナ:なんか、すっごい! 何がって言われると、もう全部すっごい!!
ミダス:生活に関わること一つとっても、全くの別世界、別次元だな

この台詞はPVに入っており、どこで来るかも予想がついた。
後でミダスはコーヒーを飲んでみたようだ。最初からブラックで。


連邦のカーティス大佐と情報を交換する。
上層部がスコピアムと接触し、艦隊司令部のいくつもの艦が指揮系統を外れたらしい。
誰がスコピアムに与しているかもわからないなんて、銀河連邦始まって以来の一大事ではないか。

その後、ボルドール達の乗るスコピアム艦を追う。
乗り込むには、まず艦隊戦で止めなければならない。
しゃべってると舌を噛みますよって、SO3でも聞いた台詞だ。
「死体を届ける任務なんて請け負ってない」は強烈だった。

スコピアム艦は2機、同士討ちに誘い込む。
これで乗り込める。星の世界での戦闘用に装備をして、出かけよう。

SO6-084

SO6-085

ちょっとやってみたかったらしい。


ここまでイベントシーンが続き、ようやくダンジョン探索に入る。
SOでは、このように20分も30分もイベントが続く場面が一度はあるものだ。

内部のモンスターはスコピアムが揃うが、獣人や有翼種など多種多様だ。
さらに言えば、融合する有機生命体はヒューマノイドに限らない。
この戦艦は一体どんな生物と融合したのか?


途中、鎧武者のスコピアムと出会う。
JJと名乗る彼は、総統派スコピアムからの避難民を護衛していた。
しかしアスター4号星で乗せた者達が総統派を呼び寄せたという。

自ら融合を希望する者もおり、JJもその1人。
おそらく本来の体では生きられない何かが起きたのだろう。

SO6-086

だが、これこそ彼らが人であることの証明である。


最深部で待つのは、テラヌスの時と同じ3人だ。
皇帝やヴィープスは"総統派"スコピアムに属する。
同じスコピアム同士に対立を発生させる彼らは、DUMAの言う生命体としての進化に反するという。
スコピアムが理念に反する行動を取ることすらも、ひとつの進化なのか?

今回はボルドール本人との戦闘。
JJ:スコピアムでありながら、何故同胞に牙を剥く!
ボルドール:人間同士は争うものだ、争いの後にこそ理解が生まれるのだ
JJ:貴様らの行いは争いですらない! ただの虐殺だ!

スコピアムと融合し、前回よりも技を増やしている。
特に強力な「神威」はブラインドサイドで回避したい。
剣での攻撃も最高で5000ダメージ以上になり、他にはSO3でアドレーが使ったサザンクロスも手札に加えた。
常に一撃で倒される可能性を計算に入れなければならない。

火属性が主体だが、耐性を固めても攻撃に「耐性低下」の効果が付く。
装備での対策と操作での回避、両方揃って初めて対等に戦える。

救いは取り巻きがいないこと。後衛主体の構成で切り崩そう。

SO6-087

マリエルのVatting、エクシード・エミッション
火力はもちろん、決めやすさの面でも優秀な技だ。

25:39
レイモンド:Lv48 レティシア:Lv49 アベラルド:Lv48 ニーナ:Lv48
ミダス:Lv47 エレナ:Lv48 マルキア:Lv52 マリエル:Lv57



[#14] 11/20

JJとともに、スコピアムのコロニー・パラピアムに向かう。
DUMAによると、ここにアルダスに敵対するスコピアムは存在しないようだ。
よし、行くとしよう。

SO6-088

この台詞とともに、序盤からいる4人が出かけるのが映る。
さりげなくも印象深い一幕だ。


パラピアムに入る前に、アルダスに戻ってPAを見る。
レティシアは星の世界の広さに圧倒され、アベラルドは外の景色に見入り、マルキアは久々にワクワクを感じる。

SO6-089

ミダスはわからないことばかりでテンションMAX。
何から調べていいのかわからなくてイライラしてくるという。なんて理由だ。
ミダス:何から調べるのかを考えているだけで、つい笑みがこぼれちまう、くくくくく……
レイモンド:あんた、そんな顔もできたんだな……


だけど冷静になって考えてみると、この宇宙船の下には何もない。
ニーナ:じゃあ一回落ちたらどんどん落ちていくことになるじゃん! そんなの怖すぎるよ!
宇宙空間に上下の概念も無さそうだが。
まずはこの感覚に慣れたいが、時間がかかりそうだ。


居住区に行くと、隅にマリエルがいる。

SO6-090

うまい棒を食っていた。
連邦の任務中は間食はご法度だが、輸送艦では特に禁止規定は無い。
せっかくだからと、1本分けてくれる。手持ちはサラミ、やさいサラダ、たこ焼の3種類。

そうだな……やさいサラダをもらおう。定番中の定番だ。
レイモンド:うまい棒を食べるとなったら、まずやさいサラダで、次に何にするかって感じだもんな
これ書いてたら食べたくなってきた。

リロードして、たこ焼を選んでみる。
たこ焼は地球の料理だが、レイいわく「地球のグルメにはそこそこ通じてるつもりだ」。
レイモンド:うまい棒だって何度も食ったが、このたこ焼の食感とソースは唯一無二だろ
こちらでも語ってくれる。

サラミを選んだ時は、短い会話のみで終わる。

いずれにしても、マリエルが布教しに行ってこのPAは終わる。
レティシアが主人公の時にも、うまい棒のPAはあるらしいが……どんな話になるんだ?


SOとうまい棒の歴史は、ブルースフィアから始まる。
当時は料理のクリエイトで作ることができた。
SO3には14種類が登場し、実在と同様のアイテムグラフィックまで用意された。
文字数の制限からか、アイテム名は番号が付く。

今作ではクリエイトから料理が外れたため、調合で作る。
ひみつのパウダーを入れると、うまい棒ができる。どの味になるかはもうひとつの材料次第。
前回掲載したスクリーンショットの通り、今回はフレーバーがアイテム名に含まれる。
テキストまでしっかり練っている芸の細かさだ。


SO6-091

アントニオを交えた会話も発生。
コモンスペースには自販機があり、アベラルドが使い方を聞いていたところ。
けれど話はあらぬ方向に。

続いて、アントニオが三食同じクッキーばかり食べていることにニーナが目を付ける。
これは一日に必要な栄養素が詰まった健康栄養食だという。
味のバリエーションが少なく、飽きるのが短所だが
最近新たなフレーバーが増え、取引先から試供品が届いた。
カレー味、チーズ味、コーンポタージュ味、とんこつ味……まさか、うまい棒と同じ会社か?


さて、パラピアムに入ろう。
目的地は学習施設だが、その前に街を一巡り。

久々にソーアの対戦相手がいる。
この時会った相手の1人いわく、スコピアムネットワークの中にいても、ソーアで戦う時は孤独を感じるらしい。
高段者や名人にはまだ挑めないが、それでも三段に上がる。

ここにもミニバーニィは現れる。捕まえよう。
マリエル:もっともふもふしてもいいですか?
やっぱりもふもふの魅力には誰も抗えないのだろう。

学習施設で、スコピアムについての情報を得る。
方言もネットワークで共有する対象らしく、京都弁をはじめとしたいろいろな口調で話すDUMAもいる。
宇宙全体で、概算で50兆以上のスコピアムが存在するらしい。
この時代に、さらに地球のみならず連邦全体であれば人口が兆に達しているかもしれないが
さらにその50倍となると強烈だ。


施設を出ると敵襲。連邦士官のスコピアムだ。
スコピアムと融合した上官に従う士官もいる。無法でも任務を遂行することを選んだ。
連邦に属するマリエルにとっては、できることなら戦いたくない相手だが。
アベラルド:言葉で理解する段階は過ぎました、彼らの無法を正すなら戦わなければならないんです!
この言葉に、マリエルは迷いを振り切る。

連中は融合プラントに向かった。
セキュリティを解除しながら進むこととなる。
端末はクラッキングしないと操作できないが、その間に敵が現れる。
あらかじめ操作する端末の位置を確認してから、クラッキングを始めよう。

3回目のクラッキングは敵の数が多く、1敗する。
ザコ戦でも流れが悪いとフレッシュセージを使うことになったり、さらに悪ければ全滅もあり得る。


ここで戦うボスは、ベネット艦長。かつてのマリエルの上官だ。
連邦内でのスコピアムの融合は、少なくとも15年前には始まっていた。
今や連邦の多くが総統の影響下にあり、総統派スコピアムが銀河連邦を支配した。

融合体ベネットは、回転バルカンやビームで攻撃する。
操作キャラはともかく、仲間は回避してくれないので非常にきつい。
ビームも一撃必殺級の威力だ。
とても無策で勝てる相手ではない。何か考えよう。

ここで料理を導入。パラピアムの宿で、スカイティアータルトを食べる。
「戦闘不能時、HP1で耐える。発動率44%」のファクターが付く。
目に見えて戦線を維持しやすくなる。

その上で、マリエルのVattingで腕を狙う。
こうすれば回転バルカンの使用頻度が下がり、優位に持ち込める。
途中で増援が来るが、問題なく片付けた。


最も重要な不確定事項は、スコピアムの総統とは誰なのか?
ここで検索したところ、連邦の司令官レミントン・カーツマンの名が浮上する。

そしてちょうど今、彼が率いる艦隊が侵攻中。目標はベグアルドだ。
反連邦の立場を取り、銀河連邦の権益を妨害しているという理由で。
連邦上層部がスコピアムに支配されているのなら、動機は一致する。
総統派は連邦の野心に影響され、同じスコピアムすら攻撃する進化の道を取った。


JJは一度ここに残るが、レイが主人公の場合に限り任意で勧誘できる。
パラビアムの復興に、シリンダー16個、コンデンサ8個、スコピアムチップ4個を納品しよう。
前者2つは次に行くパラダーニアで販売されている。
スコピアムチップは、モンスターからのドロップしかない。連邦兵型のスコピアムがターゲットだ。

3回の納品を終えると、JJが仲間に加わる。
初期Lv65、おそらくスターオーシャンにおける最高値を更新しただろう。

刀を装備し、ステータスはHPとDEFが高い。
火属性と燃焼に耐性を持つ一方、水・風属性を弱点とする。
ボルドールのように火属性を得意とする相手に対し、攻守を兼ねた前衛を任せられそうだ。

何よりの特徴は技だ。攻撃技はVAゲージが上がらず、カウンター技を決めると大きく上がる。
VAで高度が上がらない点も覚えておこう。

SO6-092

攻撃技は斬空・烈を主軸に。
レイのボルダー・クラッシュと似た技だが、威力が高い代わりに踏み込みが無く当てづらい。

自発的に攻撃する技だけだと3種類しかないので、やはりカウンターを使いこなせてこそ真価を発揮できる。
ガードレスはもちろん、待機中に被ダメージカットの不動の構えも取りたい。

28:22
レイモンド:Lv55 レティシア:Lv55 アベラルド:Lv54 ニーナ:Lv54
ミダス:Lv53 エレナ:Lv54 マルキア:Lv57 マリエル:Lv62 JJ:Lv65



[#15] 11/21(Part1)

輸送艦アルダスは、ベクアルドに向かう。
主に人が住むのはベグアルド4号星で、その衛星ベグニスがレイの出身地だ。

援軍に現れた連邦の大佐は、ルカ・マーベリックという。
ケニーと並び、マーベリックも連邦の歴史に名を残してきた名家らしい。おそらくSO4のエッジの子孫と思われる。
家柄的にはこちらの方が軍人らしいか?
彼の艦はカルナスという。シリーズの歴史ではSO1、作中の時代系列ではSO4から、英雄が乗る艦として受け継がれる名だ。


降下地点は、ローレンス・ロジスティクス本社があるパラダーニア
社長でもあるレイとアントニオの父・ラウルに迎えられる。
ラウル:商売させてもらってる街を守れ、いいな
    全部片付いたら、お前のダチをうちに連れてこい。みんなで飲もうぜ

いいね、楽しみだ。10代が3人いるから酒オンリーとは行けないが。

連邦には属さないが先進惑星というだけあり、高度文明で作られた街だ。
車らしき乗り物が上空を飛び交う。

SO6-093

SO6-094

こちらはローレンス・ロジスティクス本社の建物だ。一体何階建てなのか?

平和な時であれば、住民とソーアで対戦ができる。
通信でランクマッチができる環境が整っており、六段以上の凄腕がゴロゴロいる。
現在、レイの段位は三段。対戦を挑むこともできない。


スコピアムの狙いは、ベグニスの紋章動力
連邦にもない高性能のエネルギー源で、これをもとにベグアルドは優れたアンドロイドを有している。
スコピアム、そして連邦が飛躍的な進化を狙って、この動力源を入手しに来たのだろう。

紋章動力が発見された地は、開闢巌穴という。
どこかで見たような理紋、ではない紋章……ニルベスの遺跡だろう。
レティシアが主人公だと、これはプレイヤーは理解できない話になるかもしれない。

SO6-095

……と壊してから言うレティシア。

壊せる壁の他にも、地面に穴を開けて進むポイントもある。
注意すべきは、DUMAを機能停止させる宝玉が何か所かに存在する。
近くにモンスターがいる時は、少し無理してでも最初に壊しに向かおう。


SO6-096

大型モンスターのムーントードも、奇襲を決めれば一瞬で仕留められる。
ブラインドサイドで与ダメージ2倍だ。

ハンドレッドアイEaは、地属性を吸収する。
ここで拾えるマリエルの武器、シュクードゥレイは逆効果だ。他の武器を装備するか、誰かと交代しよう。
流れが悪い時は逃げることも必要だ。全滅は避けるべし。


SO6-097

なぜ宝箱にうまい棒が……社会科見学で来た子供の落とし物か?
であれば食べない方がよさげだが。


最深部で出くわすは、ボルドール、そしてレミントン。
予想通り、レミントンがスコピアムの総統だった。
銀河連邦と宇宙の平和と繁栄のために、連邦をスコピアムで支配した。
かつてケニーの先祖達がそうしたように、とレミントンは語る。
ロニキスとクロードの名前も出る。この時代では歴史上の偉人となっているのだろう。
レミントン:法の枠を破ってこそ世界が拓かれることは、歴史が証明している

もちろん、レミントンの話は詭弁以外の何物でもない。
ロニキスもクロードも、最初から法の枠を破るつもりでそうしたのではない。
ただ目の前に起きた事件を解決するために、それだけだ。

しかし、ボルドールはこんな男に服従して本当にいいのか?
まあ気にすることでもない。今度こそ決着をつけよう。


SO6-098

……なんて言ったら10秒で負けましたよorz

単独で現れる強敵に対しては、レイ、ニーナ、ミダス、マリエルの編成が最も有効だろう。
序盤はニーナを操作してAP上限を上げ、その後レイで攻撃にかかる。
こういう場合なら、前衛を操作すれば相手の攻撃も回避しやすい。
SO3では回避が難しいと見て後衛を操作したが、今作では別の選択肢もあるというわけだ。

前回同様のサザンクロスは、操作キャラだけでもVAで回避する。
理術が発動する直前にVAで浮上し、タイミングを合わせて突っ込む。この基本に立ち返ろう。
しばらく使っていなかった戦法だ。


2度目で勝利するが、すぐレミントンと連戦だ。負ければボルドールからやり直しとなる。
レイモンド:お前のその姿、お似合いだぜ! 連邦の腐れ具合がよくわかる!
レミントン:間もなくベクアルドも総統派の一員となる、貴様にこの姿のすばらしさがわかる日は決して来ないがな!

レミントンはDUMAを装備し、さらに常時シールドでダメージが通らない。
分身ラッシュ(フラッシュ・チャリオットか?)に竜巻突進など、一撃KOクラスの強力な攻撃が満載だ。

途中で増援も来るため、ミダスをレティシアと交代。
攻撃を重ねて、レミントンのVAゲージを減らす。ゼロにすれば、一定時間だけダメージを通せる。

SO6-099

SO6-100

あらかじめVattingゲージをためておき、レイのエクストリーム・ブレイバーを叩き込む。
ATK上昇も乗り、一気にKOした。


ひとまず総統派の侵攻は止めた。
総統がおらず総統派スコピアムは崩壊し、ボルドールがいなくなりアスター4号星の危機も去った。
レイ達の旅も、目的を達成した。アスターに凱旋しよう。

SO6-101

ここでBGM「Meteor Blazing through the Star Ocean」が入る。
公式サイトのキャラクター紹介PVに使われた曲で、「Star Ocean Forever」を含む。
この曲をバックにPVを見て、SO6をプレイする日を楽しみにしてきた。
期待通り、いや期待以上に楽しい旅になった。


アスターに降りる前に、仲間と話す。エレナ以外の全員と。

星の世界を知ったミダスやマルキアは、これからはレイ達に追いつくことを目標にする。
アスターの側から宇宙の彼方の友に会いに行くには、長い年月がかかりそうだ。
この経験を伝えようにも、アルダスで感じられる数々の感覚は言葉にできない。
本来なら一歩ずつ進んだ先にあるはずの文明を、ミダスは知ってしまった。
ミダス:このジレンマをきっと一生抱えて生きていくことになる、それは……

SO6-102

ニーナもまた、そのことについて考えていた。
今はまだ、宇宙に来る準備もできていない。その前に学ぶことがある。
きっとそれが、アスターが将来星の世界に出られるかどうかを決めるだろう。
そのために何かできれば、ニーナは父の跡を継いで三賢者になれる……か?

連邦で医療を学ぶことも考えているという。簡単ではなさそうだが、前例はある。
未開惑星の出身でありながら、偉大な研究をして連邦の歴史に名を残した者――プリシスだろう。
彼女の研究により、エクスペルは早期に連邦入りを果たした。


レティシアと話す順番は最後となり、DUMAも話に加わる。
DUMAにも今後の目標ができた。スコピアムの正常化に尽力したい。
総統派のような侵略的融合は、連邦とのコンタクトが発端だったが
従来のスコピアムの理念にも、その方向に進む危険性はあった。

それでもDUMAが一行を助けてきたのは、アンドロイドであるエレナを対等の仲間としてきたから。
他の星の住民のように、機械を有機生命体の道具として扱うのではなく。
そこに見た共生の可能性を調査するべく、DUMAはレイ達に協力してきた。
調査素体としては、あるまじき行動だったかもしれないが。

SO6-103


全員と話した頃、アスター4号星が見えてきた。

が――その周回軌道上に、以前は無かったはずの物体がある。
大きさは直径30mほど、その数は3つ。あまり愉快な理由ではなさそうだ。
まだ物語は終わらない。

30:36
レイモンド:Lv61 レティシア:Lv61 アベラルド:Lv60 ニーナ:Lv60
ミダス:Lv59 エレナ:Lv59 マルキア:Lv62 マリエル:Lv66 JJ:Lv68



[#16] 11/21(Part2)

まずオーシディアス城に降りて、国王達と情報を交換しよう。
城内でロラに迎えられる。

SO6-104

ニーナの短髪が風になびく。カメラ位置がドンピシャだった。


久々の会議室で、話を。

結論から書こう。ボルドールが生きていた。
ベグニスで会った時点で電脳融合しており、実体はスコピアムネットワークの内部にある。
現実世界で何度倒しても無意味ということだ。

新たな総統となったボルドールは、本拠をニルベスの遺跡付近に置いた。
宇宙から見えた謎のスコピアムがそれだ。
目的は、全銀河の人々を融合すること。

SO6-105

なぜか隣に空位の玉座がある。何の意味が?


現時点では対策が思いつかないが、まずその本拠――スコピアムタワーを探査しよう。
レティシア:大丈夫ですよ、きっと何とかなります!
レイモンド:……そうだな、これまでずっとそうしてきたしな

口癖は移るとさらに味が出る。すっかりレティシアに移った。

SO6-106

これがスコピアムタワー、今度こそラストダンジョンだ。


タワーを見上げるイベントの時点で、残るPAが発生する。
以下、今回はPA回としよう。

まず城下町で。レティシアは、結婚式で着たドレスの感想を求める。
レイの返答は「いつもの鎧の方が似合う」。
顔以外の全身を守る鎧だが、こう見えて意外と動きやすいらしい。

これはPAではないが。

SO6-107

最年少ながらしっかり者のニーナだけど、本当は不安も相応に感じている。
高橋さんの言う"等身大"の意味がひとつわかる台詞だ。


さて、ファストトラベルで各地を回ろう。

まずはラーカスの村。ミダスとJJの会話を聞く。
JJは表情が乏しいというより、どういう表情してるのかわかりにくい。
ミダスがツッコミ側に回るという、珍しい組み合わせだ。

思えば長い旅をしてきたと、レティシアと話す。
今だから言えることとして、互いの第一印象をぶっちゃけてみる。
レイ⇒レティは「めんどくさそうな奴」、レティ⇒レイは「使えそうな人」。
ぶっちゃけ過ぎて笑える。しかしそんなに外してはいないだろう。

ディベルでは、アベラルドと2人でスイーツを食べに行く。
ウェルチイベントの完結編もあるので見ておこう。


続いてはライタールで。
エレナが人間観察の成果として、ものまねをひとつ。

SO6-108

これは簡単にわかるだろう。
選択肢が出るが、外すとエレナの好感度が下がるのはこれまた軽く予想できる。
わざとでもなければ、外しようもないけれど。


埠頭に降りると、マリエルを発見。

SO6-109

一体何をしていたところか?
マリエル:私も、ネコをなでるために鳴き真似をしながら近寄ろうとなどしていません……
絵に描いたようなうっかりが炸裂した。

SOの伝統のひとつ、パーティに1人は重度のネコ好きがいる。
ヒロインが多いが、今回はレティシアではなくマリエルだった。
祖母も無類のネコ好きだという。

けれど銀河連邦の軍人は長期で家を空けることも多く、飼うのは難しい。
ならば、艦長権限で艦で飼うのは?
ネコを飼うためならと、マリエルはやる気だ。
レイモンド:連邦の長い歴史の中で、そんな理由で艦長を目指した奴はいないだろうな……
いや、いるだろう……と思ってしまうのは、前述のSOの伝統ゆえか。


他にマリエルのPAでは、マルキアやアントニオにリーダー論を聞いて回る。
レティシアと話した時もそうだが、規模こそ違えどマルキアはリーダーとして先達になる。

そんなマルキアが思うリーダーに必要なものは、落ち着きだという。
マルキア:例え自分に確信が無かったとしても、平静を装うだけで周りも落ち着く
大きな決断の前には深呼吸、これを併せて伝授した。


このタイミングでは、ヴァイル帝都も自由に出歩ける。
酒場を訪れると、マルキアが1人で飲んでいた。
マルキア:ん? どうした急に、そんなに私が魅力的か? ははは、褒めても何も出やしないぞ? はっはっは!
明らかに酔っている。こりゃ一緒に飲もうものなら面倒なことになりそうだが……付き合うか。

予感的中、マルキアはとんでもない酒豪だった。
ここらで退散しないとマズそうだが。

SO6-110

SO6-111

レイが真面目におびえてるの、初めて見た気がする。


続いてはコトの港街で。
レティシアから質問ひとつ。アスターに住むならどこがいい?
王都かディベルが有力だが、ライタールやコトといった港街も捨てがたい。迷いどころだ。

この街は温暖な地方らしく、JJを見ていると暑そうだ。
実際のところ、レイと同じくらいには暑さを感じているという。

SO6-112

できるのか、それ……?
逆に寒い時は鎧を重ね着するらしい。それは見てみたい。

……というのは冗談でした。
JJの顔で冗談言われると、見破るのが本当に難しい。

バルダーでの、アベラルドとJJの会話も見る。
JJが語る騎士の心得、それは「自分らしくあり続ける」。
JJ:自分の信念に従って大切な誰かのために最善の行動を取る、とある意味決めつけているのだ
その意思決定の速さが、落ち着きとして表れているのかもしれない。


さらにJJでもうひとつ。こちらはパラダーニアで。
ネットワークで、ある大議論が行われているらしい。

SO6-113

だ、ダメだ……シリアスな笑いがじわじわ来るのを抑えられない……。

……え、ここで"シリアスな"と評するのが理解できない?
ならば顔を洗ってくるがよい。
例え議論の様子がわからなくても、参加者達の顔が見えなくても、この真剣さがわからぬか。


話を戻す。
食べ味のような、五感に訴える実体験はスコピアムでも共有が難しい。
JJ:ゆえに多くの同胞が、この議論に参加できずに苦しんでいるのだ!

うまい棒の魅力といえば、種類の多さと食感だろう。
食感はフレーバーによっても変わってくるが。
レイモンド:ガキの頃はあれ一本思いっきり頬張る満足感で、一日過ごせたぜ

まさか、うまい棒で2つもPAがあるとは。
レティシアが主人公でも、おそらく別のPAがあるだろう。
一体どんな話になるのか、全く予想ができない。


これからの終盤、そしてエンディングに備えて、感情値も気にしたい。

仲間の感情値を上げるのは、惚れ薬ナナリンX
アクアベリィとコロコロ豆を調合して作れるが、難易度は高めなのでクリエイトLvは可能な限り欲しい。
コロコロ豆は、コトリス地方のグレーターペリュトンが持っている。
ドロップ率は低めなので、ファクターで確率を上げたい。エルネストのポーンを装備しよう。
西端に現れる集団を、霊峰ガルカ・ルムスとの往復でリポップさせると手軽だ。

逆に感情値を下げるスーパー媚薬は、万能菜×2で作れる……らしい。
だが他の物ができることばかりで、結局1個も作れず。

コロコロ豆を仕入れて、惚れ薬を5個ほど作った。
これでイベントの選択肢が増えるだろう。


そういえば、SO2ほど主人公同士の組み合わせが鉄板ではない気がする。
レティシアにアベラルドがいるのは、レナにとってのディアスと同様だが
クロードが全員と面識なしから始まったのに対し、レイにはエレナがいる。
さらにニーナとマリエルもいて、PAではレティシアが特別目立つというわけではない。

鉄板と言っていい組み合わせは、ミダス×マルキアだけだろう。

このパーティなら、同性同士のEDも見てみたい。
レイとアベラルド、レティシアとニーナの組み合わせは特に楽しそうだ。

33:37
レイモンド:Lv61 レティシア:Lv61 アベラルド:Lv60 ニーナ:Lv60
ミダス:Lv59 エレナ:Lv59 マルキア:Lv62 マリエル:Lv66 JJ:Lv68



[#17] 11/22

スコピアムタワーに入ると、ガストンが現れる。
何度も戦ってきた彼とも、そろそろ決着をつけたい。

ここに至っても、ガストンは一行が総統派に従う意志があるか尋ねる。
御託はいい、早く始めよう。


状況的にはマルキアを参戦させたくなるが、ガストンは炎属性と燃焼の使い手で相性が悪い。
これらに耐性を持つJJに防御を任せ、操作キャラのレティシアが攻める。これがいいだろう。
あとの2枠は、ニーナとミダスを選出。

今回は取り巻きがいないため、よく見て攻撃をかわせば何の問題もない。
中盤で多数相手のボス戦の数々に苦戦しまくったのを、なつかしく感じるくらいの楽勝だった。


勝利したら、タワーの探索を始めよう。
転送装置に乗って移動するが、転送オーブを拾ってこなければならなかったり
シールドが張られており、どこかで発生装置を破壊する必要がある。

モンスターも強いので、こまめにセーブして進もう。

SO6-114

SO6-115

JJのVatting、奥斬空・斬界
決まれば圧倒的な大ダメージを叩き出す。

終盤になるが、操作キャラにする頻度が高いのはレティシア。
オーソドックスにシュペルノヴァ軸で攻めるのもいいが、中距離からのロンド・ミスティールも使いたい。
ミストラルで打ち上げた後、DUMAで追いつけば空中コンボを決められる。中量級以下の相手に有効だ。
使いたい戦術が多くて迷わされる。つまり、操作して楽しいということになる。


マップ4から進むとボス戦だ。
一度そこまでの道を開けば、タワーを出てもノーバトルで行ける。
回復と消耗品の補充はもちろん、料理で一時強化も可能だ。
今回食べたのは、トラッセン族の伝統鍋。
「与えたダメージの28%を吸収」「至近距離で与ダメージ+33%」のファクターを得る。

今度はベランジェとの再戦。
以前と同様に攻撃力が非常に高く、接近戦を仕掛けるなら確実に回避しなければならない。
ただし大振りばかりなので、操作キャラだけであれば難しくないだろう。

ベランジェはレトロヒールを持つため、可能な限り戦線を維持して攻撃を重ねる。
必ずレイを起用したい。ニーナとマリエルも確定、あと1人は迷った結果レティシアを選ぶ。

SO6-116

魔祓を使ってみる。敵と敵弾はこの結界に入れない。
狙われた時の時間稼ぎはもちろん、他にも様々な活用法が考えられる。


続いてボルドールとの戦闘だ。
ここに至っても、ボルドールは自身の行動を世界救済だと信じている。
レイモンド:ヴィープス、ヴァイル帝国、ボルドール皇帝――
      お前達に起きたことを見ると、さすがの俺も連邦の未開惑星保護条約の意味が理解できる

ボルドール:ベグアルドの民がか、ずっと銀河連邦とは反目してきたのだろう?
レイモンド:ああ、今でもそれは変わらない……だが、それとこれとは別だ

終盤になって、同じ相手とのボス戦の繰り返しになってきた。ちょっと飽きてくるところだ。
JJが好相性なので、レティシアと交代で投入する。
ボルダー・クラッシュの連打が効果的に入り、前述の台詞が終わる頃には8割ほど削り終えた。
強敵でも単独なら大したことはない、ということだろう。

もっと理想的な展開は、開幕に乾坤一擲からのエクストリーム・ブレイバーを決め
早めに「神威」を使わせてブラインドサイド、そしてボルダー・クラッシュを連打する。
これが決まれば1分もかからない。

知っての通り、物理世界でボルドールを倒しても意味はない。
DUMAが導き出した回答は、仮想的な電脳融合。
パラピアムの学習施設のシステムのように、ネットワークにダイブする。
この方法なら本当には融合しないまま、ボルドールを追うことができる。


続くイベントは、主人公以外の仲間8人分が用意され
感情値が最も高い1人分のみが発生する。

8周するとなると相当な手間がかかるが、アイテムで感情値を変動させれば
ひとつのセーブデータから全員分を見ることも可能だ。
ただ全員分をこの記録に書くと長いので、書くのは3人分だけにしよう。


初回は、感情値をアイテムで動かさずに進める。
現れたのはニーナだった。

オーシディアス城の広場を見下ろす、尖塔の上に2人はいる。
スコピアムネットワークにダイブした結果、共有する記憶を見ているようだ。

なぜこの場所が選ばれたか、レイは思い至らないがニーナにはわかる。

SO6-117

通信手段と翻訳機を兼ね、エレナを再起動するにも必須となる、それほど重要なデバイスを預けた。
真にレイが自分を頼ってくれた場所として、ニーナは鮮明に覚えていた。
けどその後、レティシアといい感じになったのにはちょっと妬けたとも。

SO6-118

あなたちょっと美少女すぎない?

そして思う。レイからもっと、他の誰よりも頼られたい。
なれるとレイは信じているが、こればかりは確かめるのに時間がかかる。
ニーナ:さっさとここを出て、レイがどれくらい私を信じてくれてるかじっくり確かめないと!


直前のデータをリロードし、アベラルドに惚れ薬を1個使って再び話を進める。

思い出の場所は、エダリの村、ミダスの家。
レイとアベラルドが、互いを本当に信じることができた場所だ。
あの時、義手のことをレティシアには言わないようレイに言った。

SO6-119

実は後半までアベラルドが好感度1位だった。印象以上にPAでいろいろあったということだろう。

そしてエレナを助けに1人で出かけようとしたレイを、アベラルドは迷いなく助けた。
レイモンド:たとえ知識を共有できたとしてもな、信頼し合えたって思いだけは俺達だけのものだ

SO6-120


レティシアとの思い出は、全てが始まったラーカスの森。
この地で2人が出会ったのは、考えてみればとんでもない確率の結果だろう。
レイモンド:偶然といえば偶然だが、必然といえば必然なんだ
イーダスが落とされた瞬間には、もうすでに決まっていたとも考えられる。

SO6-121

水瀬さんいわく「可憐で儚い見た目とは裏腹に力強い意思と行動力を持ち合わせた女性です。そして何より可愛いです」。
ここまで旅をしてくれば、よく意味のわかるコメントだ。

それよりも、2人はここでの出会いを大切にしてきた。
けれど、まだ足りない。
レティシア:この後も、ずっとあなたとの時間を大切に生きていきたいんです
ならば、早くこの事件に決着をつけよう。

SO6-122

34:38
レイモンド:Lv65 レティシア:Lv65 アベラルド:Lv63 ニーナ:Lv65
ミダス:Lv63 エレナ:Lv63 マルキア:Lv66 マリエル:Lv70 JJ:Lv72



[#18] 11/23

ラストダンジョン後半、スコピアムネットワーク
この地でボルドールと決着をつければ、今度こそ終わりだ。

スタート地点にはショップ担当のDUMAがおり、消耗品だけなら戻らずに補充できる。

ここから、8方向に道が伸びている。
マルキアは勘で進むしかないと言うが、プレイヤーには行き先マーカーが見える。北西から入ろう。


ところが、ネットワークの干渉で仲間と分断される
1人ずつ見つけて合流しよう。最初のマップには、JJ、エレナ、アベラルドがいる。
この区間は2回やってみたが、誰がどこにいるかは固定のようだ。

北西の次は、スタート地点に戻って南に行こう。
少人数の間は、バトルは全逃げでもいい。


南エリアは、ニーナの目前に隠しワープがあるという意地悪設計。
あせって突き進むと、後ろを振り返って進んだ先にいるミダスに気づかないという二重トラップだ。

同じマップにマルキアとマリエルもおり、これで8人。
が、レティシアだけは合流するのに時間がかかる。
よってここではレイを操作キャラに。ボルダー・クラッシュの高火力が頼りになる。
他に主力にしたい技が少なく、バトルが単調になりかねないところはあるが。
手軽にダウンを奪える技があれば、ファンタジスタを主力として使えそうだ。


その次は西に行き先マーカーが付くが、ここは他を全て回らないと入れない。
南西、南東、北東、北と、反時計回りに行く。

このうち、南西と北はボス戦あり。
南西は融合体レミントンとの再戦だ。防衛システムとして具現化したらしい。
対策は前回と同じでいいが、レティシアがいないのはレミントンのVAゲージを削る上でかなり不利。
ゲージを削り切ったら、乾坤一擲か勇泉を乗せてからレイのVattingで決めよう。
ATK上昇が無いと一撃では倒せない。

勝利すると、書きかけの駄作が20枚も手に入る。
一体何を執筆しようとしていたのか?

アイテムといえば、各マップには宝箱がある。
ここにシマダのポーンがあるのは、一体どんな意味が?
文中で書いた通り、明らかに配置を狙ったポーンがこれまでに何個かあった。

北マップのボスは、兇猛なる聖鳥の記憶。
コトリス山頂で戦った、聖鳥サムパーティの強化版だ。
頭部を狙うのは簡単ではないが、部位破壊を狙いたい。
ミーティアライトが手に入る。SO1から登場する常連の、上位の鉱石だ。

レティシアと合流した後、ガストンとベランジェとの再戦もある。何度同じ相手と戦わせる気だ?
レトロヒール持ちのベランジェは倒すのが面倒だ。
しかも、なぜかこの2戦は直前の回廊に入った時点からメニューが開けない。バグか?
メンバー編成を変えられないまま、ボス戦をこなすこととなった。


まだアベラルドとエレナのVattingを使っていなかったので、ここで試す。
2人とも攻撃ではなく強化技だ。

アベラルドの「無極流影」は、チャクラムを大量展開する。
これは理術を発動する時に自動で攻撃を行う。詠唱を短縮するファクターと組み合わせたい。

SO6-123

SO6-124

エレナのVatting「ラスト・ウィナー」は、リミッターを解除し自分を大幅に強化する。
ターゲットとの差が大きければそれだけ強化幅も増えるが、効果切れ時にHPが減少する副作用も持つ。


途中、4回にわたってボルドールの記憶を見る。
15年前の灰化病の流行で妻に先立たれ、その後ヴィープスから3人組が現れた。
スコピアムの情報を手土産に、帝国に取り入るのが狙いだろう。
かつては隣の玉座に座っていた、今はいない妻に話しかける。
ヴィープスの話に乗るべきか迷うボルドールの様子は、「PANDORA」のサビと重なる。

パンドラからもらった箱がある、開けるべきか?
答えが欲しい、この恐怖から解放されるための答えが
助けが欲しい、周りには誰もいない
私を助ける人はいない
さあ、どうするか?

そして、ボルドールは開けてしまったのだろう。
The Divine Force――神の力というパンドラの箱を。


9人全員が揃い、ボス戦を4度こなしたら再び北に進もう。
そこが、最終決戦の地となる。

35:48
レイモンド:Lv70 レティシア:Lv70 アベラルド:Lv68 ニーナ:Lv69
ミダス:Lv68 エレナ:Lv68 マルキア:Lv71 マリエル:Lv74 JJ:Lv76



[#19] 11/24

これが通算5度目となる、ボルドールとの戦闘だ。
スコピアムの持つ、『神の力』を得て全銀河を融合し、神となる。
民を幸せに導く、皇帝としての義務を果たすために。

神は人が生み出したというのなら、この場で神たりえるのはボルドールとエレナのみ……か?
歴史が判断すると、ボルドールは続ける。
ならば、ここで止めてみせよう。


BGMは、副題と同じ「The Divine Force」。

SO6-125

SO6-126

今回はこれまでと異なり、"ボルドール・イル・ヴァイル"の名で登場する。
スコピアムのドラゴンに乗り、これまでの炎属性・燃焼に加えて水属性・凍結の攻撃も持つ。
凍結は燃焼より優先して対策したい。水神のタリスマンを装備しよう。
スキルツリーの20%と合わせれば、耐性100%が実現する。

やはりブラインドサイドを狙うのは難しい。
開幕にVattingを一発入れた後は、エステリーケージで防御モード。
これならなんとか回復が追いつく。
攻撃は自力でということになるが、地道にボルダー・クラッシュで削る。

この最終戦、選出したのはレイ、レティシア、ニーナ、マリエル。
相性考えるならレティシアをミダスと交代する方がよさそうだが、最後だし主人公2人とも選びたい。

ネットワークがフィールドならば、戦いはトラフィックのぶつけ合い。
それを思いと解釈するのは、有機生命体には理解しやすいだろう。
ニーナとアベラルドから始まり、レティシアとレイが締める。やはりこの順番だろう。
レティシア:私の力と行いが、私の愛する人々の生きる世界を支える
レイモンド:俺の仕事が、世界のどこかで生きてる奴の世界を支える

2人それぞれの視点でたどってきた、ここまでの物語を表す一言だ。

SO6-127

3回目の挑戦で勝利、決め手はボルダー・クラッシュだった。

OPムービーの最後の方に、この次のイベントからのカットが3か所ほど入っている。
まさか最終戦の後にまであるとは思わなかった。


ひとつの物語が終わった。しかしそれは始まりでもある。

レイ達は星の世界に帰る。
アスター組も、この星でそれぞれやることがある。
けれど、再び一堂に会するのはSOシリーズの基準では簡単な方か。
レイとエレナは未開惑星保護条約に従う義務がなく、マリエルも今後ヴィープス絡みの事後処理でアスターに来るだろう。
会う機会が作れそうなのは、何はともあれいいことだ。
JJ:スコピアムでない友と経験を共有するには、こうして会うのが一番だからな


キャストのスタッフロールを左側に、レイ達はアルダスに乗る。

SO6-128

SO6-129

SO6-130

後日、レイとマリエルは報告書をまとめる。
提出先はどちらも連邦だ。レイには重要参考人として依頼が行ったのだろう。

今回も、スタッフロールのBGMには「Star Ocean Forever」が入っている。
SFC版のSO1から使われ続ける、スターオーシャンのメインテーマだ。


スタッフロールを終えた後は、お待ちかねの追加エンディング。
いつも通り、この部分は感情値により変動する。
今作では主人公と仲間1人(誰も条件を満たしていない場合は単独)のみ登場する。
他のキャラの単独エンドが無いのが惜しまれるところだ。

スコピアムネットワークでのイベントと同じく、こちらも3人分だけこのプレイ記録で扱おう。


今回は、まずアベラルドから。
久々に訪れたオーシディアスの城下町で、なぜか斬りかかられる。
アベラルドによるとこれは特訓、レイがこの国で最強になるまでやるという。

なんでも、前回アスターに来た際レイはミダスに会い、土産にコーヒーを持ってきた。
それを知ったレティシアとニーナが大騒ぎしたと。
オーシディアスにとって欠かせない2人を連れていくなら、力を示せってことだ。
レイモンド:そんなに心配なら、アビーも来ればいいだろうが!

SO6-131

この2人のこの呼び方は珍しいが、初めてではない。
途中あるPAで試したことがある。会話が続かなくなってやめたけれど。


ニーナは理術監理院に移り、灰化病の研究を続ける。
物語中で薬を作ったが、それでは足りずに根絶まで目指している。

そこに、レイが大量の本を持ってきた。
自力で整理したら疲れた。ここらで休憩にしよう。
ニーナ:ねえレイ、コーヒー淹れて!
ここには地球のコーヒーがある。マリエルに無理言って取り寄せさせた、地球最高峰のカップオブエクセレンスが。
高級品だからこそ、レイに頼んでいる。
以前から無類のコーヒー好きなレイなら、淹れ方も学んでいるのだろう。

おいしく飲んで、ニーナは半分癒されたという。
もう半分は……これだ。

SO6-132

作中ではあまり見せなかったが、信頼する人の前では甘えっ子な一面も見せる。
レティシアが主人公ならどんなEDになるか、2周目で必ず見たいポイントのひとつだ。


最後はレティシア。2人でどこかの星に来ている。
ちょっと食べ過ぎたと話すレティシアだが、さっきまで顔にソースをつけたまま街中を歩いていたらしい。
あえて言わなかったことも含めて、レイは前にも増して調子のいいこと言うようになった?
レイモンド:一国のアイドルを独り占めできてるんだ、調子くらい乗らせてくれ

次に用意した行き先は、観光天体アンテノア。
この2人なら、どこでも楽しいだろう。

SO6-133


2023.11.24 10:17

プレイ時間 36:31
エンカウント 285回
全滅 30回

レイモンド:Lv70 レティシア:Lv71 アベラルド:Lv69 ニーナ:Lv70
ミダス:Lv68 エレナ:Lv68 マルキア:Lv71 マリエル:Lv74 JJ:Lv76


13年ぶりに、新たなスターオーシャンの物語を手に取った。
期待通り、いや期待以上に楽しい旅になった。

まず主役パーティだ。SOで一番に選びたい。
全員が一定以上に真面目な上に実力もあり、1人の例外もなく好きキャラに入る。

特にレイは前評判通りの頼りになる主人公、本当にいいヤツだ。
SOの主人公ではベスト1……とするには早計か。
レティシアを主人公にしてゲームクリアするまで、結論を待たなければならない。
1周目でも十分に優秀なヒロインだが、主人公にしてこそ見ることができる部分もあるだろう。
それからニーナも、強気でしっかり者でかわいい子だ。
SO全作品でも、この3人は確実に上位に入る。


戦闘も期待通り。最初から最後まで楽しさ満載だった。
操作キャラを固定するならまだしも、頻繁に切り替えながらだと全員を使い込むのは1周では足りなさすぎる。
戦術の面でも、極める余地がいくらでもある。
2周目や隠しダンジョンに着手する時への課題としよう。

今回のクリアレベルは制作側の想定、ならびにプレイヤーの間での平均を下回るだろうが
それでもSO3や4のような極端な低レベル進行にはならなかった。
なんとか本編クリアまでたどり着けたわけだが、戦術には改善の余地が大いにある。

そして、いつかは難易度を上げてクリアしたい。


ストーリーとBGMはまずまずか。
システム面からも冒頭はSO2のようだが、その後の物語はむしろSO3の方が共通する点が多い。
ただ終盤は同じ相手とのボス戦が多すぎた。

今作では、通常戦とボス戦のBGMが主人公によって変わる。
計4曲になるわけだが、どれも好きなBGMに挙げられる。
フィールド系は序盤のラーカスやディベル、それにオーシディアス城下町などを好きな曲に選びたい。
そして、キャラクター紹介PVでも使われた「Meteor Blazing through the Star Ocean」は外せない。
この曲をバックにPVを見て、SO6をプレイする日を楽しみにしてきた。


書くまでもなく、レティシアを主人公に選べば違った視点から物語を見ることができる。
それも、SO2よりも大きな変化を持って。
さらには隠しダンジョンもある。ハイクオリティなSOの戦闘を真に楽しむなら、これに挑んでこそだ。
まだまだSO6には、楽しむ余地がたくさん残っている。

おそらくはプレイ記録も書くだろうが、今はその時ではない。
一度筆を置き、時が来たら続きを書こう。


© Rakuten Group, Inc.